Time goes on

皆さんこんにちは
あまり発表したくない事柄なのですが、これを話さないとやっぱり自分自身が前に進めなくてブログも更新して書き続けて行く事ができなくなるので話していこうと思います。
実は先月ドイツに引っ越しした直後に、日本の家族から訃報があり、母を亡くしました。突然すぎて、信じられなかったんですが悪夢のように現実に起こってしまい、引き返すことのできない現実となってしまいました。腰を痛めていて歩くのはしんどそうにしていましたが、まだまだ若くて元気だったので、家族そして親戚一同がその結果を信じられなくて悲しみとともに泣き崩れました。私もそんな時に日本を離れていて、訃報のその日にドイツを発ちましたが亡くなってから丸一日たって母が既にお棺に入った状態での対面となりました。訃報を受けてから急遽空港へ向かい飛行機に乗って12時間のフライトで日本へ帰国、悔しい思いと、悲しい思い、寂しい思いと近くに居てあげられなかった後悔。昨日までの普通の日常から現実が逃れられない悪夢のようになってしまい、一生で一番の喪失感を感じました。
そして葬儀、告別式、たくさんの家族、親族、親しい友人が参加していただき、沢山の励ましと涙を頂きました。感謝しています。そして早いもので先週に四十九日を終えて、この辛い現実を受け止める免疫が家族に整ってきました。ですが、急に母が居なくなったことで家族の中で色々な問題点や不明点、今後どうするみたいな方向性が定まっていません。とくにドイツに引っ越した直後だった私と嫁、その反面で今後日本の実家をどのように守っていくか、両方の二兎を追うには遠すぎる位置関係。しばらくは実家の片づけをしながら母の位牌にお線香をあげる生活をしていこうと思っています。実家の片付けしていて母が大事に取っておいてくれた写真とか出てくると泣いちゃいます。今回の表紙の写真は母が私を産んだ時の写真だと思います。笑顔いっぱいのお袋の愛情を感じて泣けてきます。
過去2か月の壮絶な感覚をかなり要約して書いたので、今後あの時の感情などピンポイントでフォーカスいれてブログで再度書き改めるかもしれません。
この体験から「こういう時は気を付けて」とかアドバイスもできると思いますので、まだブログも続けて行こうと思います。 取り急ぎのアドバイスとして、私の母を亡くした直接のイベントは病院の手術です。腰を痛めていたので腰の手術です。心臓や内臓や頭なのでは無かったので、そこまでの心配はしていなかったのですが腰の手術も全身麻酔を使い、通常4,5時間かかる長時間の予定の手術でした。この手術の命に係わる危険性は一番少ないレベルだと医者や病院からの説明でしたが、手術は予定時間を遥かに超えて、手術室の外で待っていた兄によると、予定時間の倍の時間がかかり呼ばれた時には母は亡くなっていたそうです。なので取り急ぎのアドバイスとして、自分や家族や大事な人の手術は命の危険性があるので慎重に、医者や病院の話を聞いて、他の医療機関や手術されたことのある体験者のセカンドオピニオンやサードオピニオンを聞いて、時間に余裕があるのであれば慎重に慎重に、本人や家族が信頼のおける医師とそうだんして、本当に必要なのかも吟味して。手術以外の他の治療法があるかもしれませんし沢山情報収集してください。そして、どうしても手術が必要なのであれば信頼できる医療機関で、実際に担当になる医師が成功例の多いかを直接聞いて。失敗したとかじゃ困るので、命に関わることなので、後で後悔しないように沢山情報収集してください。
あと、ご自身の両親の健康状態を時々確認してください。わたしの母は健康そうにしていましたが、5,6年前から足腰が痛くなっていたようで痛み止めを日常的に飲んでいました。私がその事実に気付いたのは去年の暮からです。その頃に階段から落ちて腰を打って日常的に摂取していた痛み止めが効かなくなるほどに腰が痛くなってしまい、まともに歩いて行動できなくなってしまったので手術という決断を致し方なくしました。
家の階段から落ちた後に、兄と私で実家の階段に手すりを付けました。でも、もし1年前の時点で母の健康状態に注意が行っていて、階段の上り下りが大変な事をもっと深刻に分かっていれば階段で転ぶ前に手すりを取り付けていたら...状況は全然違っていたはずです。
今回は長文ですみません。現状で受け止めて、将来へ向かって歩いていきます。応援してください。私も皆さんを応援します!